大栗林の「道しるべ」

この道しるべは、栗谷町大栗林の瑞照寺前にあり、西に行くと岩国市美和町釜ヶ原から本郷、そして、石州に向かい、東に行くと谷和を経由して沿岸部の小方・玖波に出る道を教えてくれています。

本来、この道しるべは、瑞照寺前を谷和に向かう左側にありました。しかし、崖が崩れ、その道路補修の際、右側に移したため、道しるべに表示されている位置と実際の方向が反対になってしまっています。

東西の方向を正しく認識している人は、間違うことはありませんが、旅の人がこの道しるべを見ると、うっかり反対方向に向かってしまうことも考えられます。

 

所在地  大竹市栗谷町大栗林(瑞照寺前)
建立年 大正8年(1919年) 石の種類 花崗岩
高さ 62cm 横幅 52cm
表記文字(表)   東 玖波小方      
        道
  西 山口県
表記文字(裏)  大正八年六月
   大栗林青年会