小方国民学校門柱

明治5年に、全国いっせいに近代における学校教育が進められるようになり、それ以来今日まで「小学校」の名称が使われてきました。

しかし、その中で太平洋戦争勃発の年、昭和16年4月より、「国民学校令」が施行され、昭和22年3月31日までの6年間、全国の学校で「国民学校」の名称が使われました。

戦争終結後、国民学校は再び「小学校」に戻されましたが、当時の門柱(表札)がそのまま旧小方小学校のかつての正門に残されていました。

当時、国民学校を経験した人たちは、昭和4年から昭和14年までの生まれの方で、昭和9年生まれの方が1年生から6年生まで学んだことになります。

 

小方小学校は、平成25年4月から小方ケ丘に移転し、小中一貫校の「大竹市立小方学園」になりました。