大竹・本郷線道路改修記念碑

明治に入り新政府は、交通網の整備を最重点に置き、明治元年(1868年)には関所を廃止し、明治6年(1873年)には宿駅を廃止しました。そして、各駅に民間の陸運会社を設立させ、交通網は全国的に著しく変化していきました。

明治6年には、広島・大竹間の海岸沿いに新道建設が始まりました。それに対し地方道の建設も始まり、大竹・坂上間も大正2年(1913年)に工事が始まり、幅員二間(約3.6m)の車道が整備されました。

全線開通には、実に10年以上の歳月を要し、完成したのは大正12年(1923年)12月でした。開通式は同13年1月7日に行われました。