この道しるべは、元町四丁目疫神社前にあります。大竹駅方面に向って、右に186号線、左に下って市道へと進む三叉路に建立されています。
この道しるべは、昭和5年(1930年)に1区上り組青年団(現元町四丁目)が、運営費を節約し、設置したものです。
疫神社より中道に入り県道(通称春日通り)から大竹駅まで、また川沿いに下り、現在の元町、本通りを抜け大竹駅に向かう道路の距離を正確に測って、石材所に石を発注しましたが、本通りのお店屋さんたちから、「川筋があまりにも距離が長く、人通りが少なくなるから距離を短くして欲しい」と懇願され、その差を76mまで妥協したといいます。