大歳神社

 

神生石(みあれいし)

古代信仰で、山・樹木・そして岩などに神が宿るとして尊崇され祀られてきたが、この神生石は、近郊ではここだけに見られる貴重な文化財で、今も信仰の対象とされています。そして、ここに祠を建て地域の人々の信仰の場が確立され、玖波の氏神社となりました。

 

力量石

大歳神社の力量石は、全国でも10位~20位に入り、西日本では2位とも言われる重さの力石で、表面に角ヶ崎直松という地方相撲の力士が、明治23年に24歳で78貫(292.5キログラム)を抱えあげたと記されています。

昭和20年の枕崎台風のとき、玖波の恵川が氾濫し、境内にあった石の鳥居やこの力量石が流出しました。

その後、昭和52年、新たに石鳥居の奉納が行われた際、地中約2mの所から「力量石」が姿を現わしました。

所在地  大竹市玖波五丁目(大歳神社境内)
石の種類 花崗岩 重量 292.5kg
高さ 78cm 横幅 66cm