所在地 | 大竹市後飯谷 | ||
建立年 | 昭和9年(1934年) | 石の種類 | 花崗岩 |
高さ | 152cm | 横幅 | 72cm |
厚さ | 30cm | 台座高さ | 33cm |
台座横幅 | 180cm | 台座厚さ | 81cm |
表記文字(表) | 川岡氏氏頌徳碑 人ノ篤志善行世ニ稱セラルル者ハ利己ノ念ナク義ニ適ヒ誠ヲ盡スニ非ザ レバ能ハザルナリ而シテ之ヲ川岡滝次郎氏ニ見ル蓋氏ハ小方村ノ人父ハ 正次郎母ハ荒木氏幼ニシテ英敏長ジテ公共ニ志アリ久シク区長村会議員 ニ擧ゲラレ其ノ郷土ノ道路嶮悪教育不振ヲ嘆キ之ガ改善ニ力ヲ注ガント 欲ス偶大竹本郷間ノ道路改修ニ際シ予定線ハ沖原山ヨリ架橋山口県ニ通 ズベキヲ氏ノ主唱ニ依リ飯谷側ヲ經テ弥栄ニ通ジ今日ノ如ク交通ノ便ヲ 見ルニ至レリ加之小方並ニ飯谷小学校改築ニ当リ建築委員トシテ努力セ ラレ村ヨリ木杯及ビ銀杯ヲ賜ハリ其ノ功労ヲ表彰セラル後推サレテ学務 委員教育後援会長トナリ世教ニ資スルモノアリ又松河原神社ハ古来六百 年歴史ヲ有シ崇高ナル祭神ナレドモ其ノ社地ハ年々出水ノ為メニ流失シ 危険ナルヲ以テ之ヲ本縣土木部ニ陳情シテ縣費ヲ以テ堅固ナル護岸工事 ヲ施サシメ漸ク其ノ被害ヲ免ルルニ至レリ其ノ他國勢調査委員公私經済 実行委員等ニ擧ゲラレ幾多公共ノ為メニ盡セルコト枚挙ニ遑アラズ眞ニ 篤志善行ノ人ト謂フベシ茲ニ郷人相謀リ氏ノ功績ヲ碑ニ刻ミ之ヲ永遠ニ 顕彰センガ為メニ文ヲ余ニ嘱ス仍テ其ノ見聞スル所ヲ記ス 元縣会議員 廣瀬定太郎 撰 (大竹・本郷線里道改修、また、飯谷地区社会教育に貢献「川岡氏頌徳碑」) |
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表記文字(側面) | 飯谷小学校長 守下初太郎 書 昭和九年一月 正木太十郎 中谷 森 松本庫太郎 藤本 健一 石工米村直槌 |