昭和20年(1945年)9月16日、太平洋戦争終結後、まだ復興への足掛かりができていない中で、枕崎台風が市域を襲いました。
早瀬ヶ迫と上木野地区の境付近で、夜半大音響ととも土砂崩れが起こり、12戸の家を飲み込み、半壊を含め14戸が被災しました。
一家8人が亡くなるという家もあり、死者は17人にものぼり、自然災害の恐ろしさを見せつけました。
その後、この地区の人たちによって、地蔵菩薩が建立されました。
また、お大師講(4月21日以後の日曜日)の日、地区の人たちが集まり、道行く人たちに、お接待をしていました。