亀居城跡が公園として整備されたのを機にこの句碑が建てられました。
畠中巨骨(本名「畠中武義」)は、大竹市の出身で少年の頃より俳句を始め、大竹の句会「竹里連中」を経て、高浜虚子・皆吉爽雨に師事しました。
巨骨は、「ちくさ句会」など4つの句会を指導し、俳句以外にも活躍した知識人で、市の文化財審議委員などを歴任し、市民文化の向上に大きく貢献した一人です。
また、昭和40年(1965年)に、すでに途絶えていた昔の風習の「雛流し」を復活させたのも巨骨でした。それ以来、雛流しは、現在も毎年3月上旬に小瀬川で行われています。
所在地 | 大竹市小方二丁目(亀居公園名古屋丸跡) | ||
建立年 | 昭和60年(1985年) | 石の種類 | 緑泥片岩 |
高さ | 65cm | 最大幅 | 110cm |
表記文字(表) | 落花舞う 城山裾の 町空ニ 巨骨 | ||
表記文字(裏) | 昭和六十年四月六日 巨骨師門下建之 |