この水どこから?

小瀬川水系は、全長59kmの決して水量豊かな大河ではありません。

しかし、二つの多目的ダム、その一つは西日本3位といわれる弥栄ダムがあり、そして中国電力の二つのダムを有し、一滴の水も無駄なく私たちの生活に大変役に立っている川です。

廿日市市浅原の保曾原地区より小瀬川の水を送水管で渡ノ瀬ダム上流の友田橋のところから渡ノ瀬ダムに送り年間発電量を確保しています。

そして渡ノ瀬ダムより中国電力玖波水力発電所でタービンを回し電気を作り、使用後の水は半分は玖波地区の恵川には流し、残りの半分は借りた水は小瀬川に返すということで、大竹市上水道水源地上手約70mのところに返されています。

このことにより、下流にある行政水源地施設や民間水源地施設数カ所に役立っているのです。

発電水
写真上部は、国道186号線(防鹿~穂仁原中間あたり) 玖波水力発電所より使用済みの水が、ここに返されている。