玖波小学校6年生 西国街道「玖波の町並み学習」

10月17日(金)、大竹市歴史研究会の会長が、玖波小学校の「玖波の町並み学習」に参加し、6年生31名と一緒に玖波の歴史的な街並みを歩き、子どもたちに玖波の歴史を説明しました。

最初に訪れた称名寺では、中国(明)の僧である隠元の字を彫ったものや、喚鐘、手水鉢を見学しました。
子どもたちは身近なお寺に歴史を伝える様々なものがあることに驚いていました。
また、外の石垣が「打ち込み接ぎ」という大変強固なもので作られているということに感心していました。

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玖波の町を歩いている間に、現在玖波地区に39件ある「卯建」について話をしました。
子どもたちも日頃見慣れている様子でしたが、歴史的価値のあるものだという認識はなく、びっくりしていました。
実際にうだつがある家に住んでいる子どももいて、子どもたちにとって非常に関心の高いものでした。
起り屋根は現在2件ということで、知っている子どもは少なかったです。

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続いて、馬だめしと鳴川の石畳を歩きました。
馬だめしの坂を実際に歩いてみて、ここを馬が通るのは大変ということを実感した様子でした。
子どもたちは、秘密の隠れ家のようなつもりで、うれしそうに歩いていました。

また、鳴川の石畳が、当時と同じものであることにも驚いた様子でした。
このような歴史的なものが身近にありながら、全く知らないことにびっくりした子どもがいました。

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最後に大歳神社に行き、力量石と神生石について話をしました。

玖波の町並み学習8

 

 

 

 

これからも子どもたちに大竹市の歴史を知ってもらえるよう、こうした活動を続けていきたいと思います。