この水どこから?

小瀬川水系は、全長59kmの決して水量豊かな大河ではありません。

しかし、二つの多目的ダム、その一つは西日本3位といわれる弥栄ダムがあり、そして中国電力の二つのダムを有し、一滴の水も無駄なく私たちの生活に大変役に立っている川です。

廿日市市浅原の保曾原地区より小瀬川の水を送水管で渡ノ瀬ダム上流の友田橋のところから渡ノ瀬ダムに送り年間発電量を確保しています。

そして渡ノ瀬ダムより中国電力玖波水力発電所でタービンを回し電気を作り、使用後の水は半分は玖波地区の恵川には流し、残りの半分は借りた水は小瀬川に返すということで、大竹市上水道水源地上手約70mのところに返されています。

このことにより、下流にある行政水源地施設や民間水源地施設数カ所に役立っているのです。

発電水
写真上部は、国道186号線(防鹿~穂仁原中間あたり) 玖波水力発電所より使用済みの水が、ここに返されている。

小瀬川に架かる沈下橋

小瀬川中流域の大竹市上水道水源地、通称「防鹿水源地」のところから、岩国市小瀬字前渕地区まで「沈下橋」が架かっています。

この橋は、向かいの前渕地区の人たちが、苦の坂から小方へと渡る生活に必要な橋でした。

かつては川舟や地区の人たちが総動員して「木橋」を架けていましたが、洪水のたびに流され難渋していました。

そのため、前渕地区の山本信吉氏が先頭に立ち、両県に陳情を重ね続け十年後に叶い、全長55m・幅2m・橋脚16本が打ち込まれ、昭和35年(1960年)に完成し、現在も両地区の懸け橋となっている。

初の石造物「拓本展」に向けて

大竹市歴史研究会では、拓本部会という専門チームを作り、「道標」「石仏」「顕彰碑」など、ふるさと史に関わる石造物の拓本を採取しています。

毎週水曜日を採取日と定め、30数点を目標に拓本3炎天下の中活動を進めています。

採取した拓本は、11月19日から26日まで大竹市総合市民会館ロビーで開催する拓本展で展示します。

スライド学習会が終わりました

平成26年8月23日(土)に大竹市総合市民会館で、スライド学習会を実施しました。

西国街道や大竹市のお祭りについて、スライドを見ながら大竹市歴史研究会の会長が説明しました。

たくさんの方にお越しいただき、皆さん熱心に聞いていました。

ありがとうございまいした。


 

 

 

 

スライドでふるさとの歴史・文化財を学習しよう!

大竹市市制施行60周年記念事業として、スライドで楽しく大竹市の歴史が学べる会を開催します。

テーマは「西国街道」と「大竹三大祭り」です。

参加料は無料です。興味のある方はぜひお越しください!

 

開催日時:平成26年8月23日(土) 13時30分~15時30分

場  所:大竹市総合市民会館2階ホール

問合わせ:大竹市歴史研究会 畠中(TEL:0827-52-7484)